あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

✖️✖️✖️

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こんにちは。nicosaです。

 

 

この前、5月から間借りをさせていただく予定だったカフェに、少しだけおじゃまして来ました。

 

壁には感染対策済みのステッカーが貼られていて、消毒液が置かれていて。

でも、いつもどおりにキッチンに立つオーナーさんと、変わらないカフェの雰囲気に、ホッと胸を撫で下ろしました。

 

 

起業してお店を開業するのは、

今のわたしの状況では無理かなと思っていて。

 

でも、不思議なことに、

その場所で

わたしがやりたかったことは、

 

このコロナ禍に、

たくさんの人の手によって

どんどん現実になっていっています。

 

 

わたしが想像していたよりも、

一人でしようとしていたものよりも、

もっと大きく、力強く。

 

 

お店を開業することが目的ではなく、

やりたいことを現実にする手段が

たまたまお店の開業だったので、

開業できなかったことに

落ち込んだりはしていません。

 

それよりも、

日を追うごとに、

わたしのやりたかったことが

わたしの知らないところで

現実になっていくことに、

あれも!それも!

すごい!すごい!

と、それを知る度に

とてもうれしい気持ちです。

 

 

わたしは何の役にも立たなかったけど。

 

 

それが必要と気付いて、行動してくださった

みなさまに、感謝しています。

きっと、たくさんの方たちが

その行動に癒されていると思います。

 

 

 

 

 

 

今日は、

お店を開く場所を探していたとき、

偶然が重なって舞い戻って来て

「ここにしよう。」と決めた

そのカフェの、古い柱に

刻まれていた「傷(キズ)」のおはなしです。

 

 

何度目かの

打ち合わせのときだったと思います。

 

柱の、わたしの背の高さのところに

昔、何かを書いた記憶があって

オーナーさんにお願いして

改装前からある柱を

みせてもらいました。

 

カフェの柱の一つには、

ある記しが

刻まれていました。

 

 

それは、わたしの先輩が書きました。

 

 

「この柱に、相合い傘書いてあげるね。」

nicoちゃんたち二人の。」

 

 

「あの、やめてください…」

 

 

nicoちゃんは」

「あいつのこと好き?」

 

 

わたしは答えられませんでした。

 

 

「あいつは好きだよ、nicoちゃんのこと。」

 

 

「…」

 

 

「そっかあ。じゃあ。」

 

 

そう言って先輩は、柱に何かを書きました。

 

 

 

 

それから長い年月が過ぎて、

柱の前に立ち、

わたしが見たのは、

そこに刻まれた「✖️✖️✖️」

という記しでした。

 

 

 

結婚した後にも、

祖母に、同じことを聞かれました。

 

 

nicoちゃんは、旦那さんのことが好き?」

 

 

そのときも、わたしは、

首をかしげました。

 

 

 

 

わたしは、

この✖️✖️✖️という記しを

自分の目で確かめて、

✖️✖️✖️の自分も受け入れるために、

もう一度、ここに

戻って来たのかもしれません。

 

 

 

(たぶん、そう。) 

 

 

 

わたしがしてきた、恋愛みたいなものは

全部✖️✖️✖️でした。

ほんとうは分かっていました。

そんなの恋愛じゃないって。

 

でも、それしか、出来なかった、

あの時のわたしには。

 

ごめんなさい。

 

 

心音

心音

  • 福山 雅治
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恋なんてしないって決めてたんだよ


だから最初は知らなかったよ
こんなにも  こんなにも
君のこと好きになってたんだって

 

 

 

はじめてあなたを見た日、

ほんとうは、

自分の心音が、

いつもよりトクトクしていることに

気付いていました。

 

こんなに綺麗な人

見たことないと、

あなたを見て

そう、思いました。

 

でも、どうして

心音がそうなるのか、そう思うのか、

ずっと、分からなかった。

 

 

 

 

わたしはこの箱の中から

出て行くと

決めました。

 

そして、

ようやく、

その準備を始めました。

 

 

 

nicosa