あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

アプローチ

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こんばんは。nicosaです。

 

 

 

今日は、

 

わたしが、

彼から猛烈なアプローチ?を受けていた頃、

 

彼とわたしが出会い、

一緒に仕事をしはじめた頃、

 

その頃のことを、

お話しします。

 

 

彼が、

わたしという奇妙な存在に気付き、

体が硬直してしまうほどの衝撃を受けた、

運命の出会いの日から数ヶ月後、

 

わたしの

新しい仕事がはじまりました。

 

 

2015年の春から、

わたしは、

彼の職場へ毎日出勤するようになりました。

 

業務委託の受託者として、

数人のチームで彼の職場に入り、

働くことになりました。

 

出勤時間は、

彼の職場朝礼の時間でした。

 

 

彼の朝礼中に、

彼の働いている部屋に行き、

 

そこで出勤の手続きをしてから、

自分の部屋へ行っていました。

 

わたしが手続きをしている数分間、

いつも、彼は、わたしを見ていました。

 

少し離れたところから。

 

怖いほど、

真剣に。

まじまじと。

 

 

 

ある日、

 

わたしの手続きが終わると同時に、

彼の職場朝礼が終わったことがありました。

 

 

彼は、

わたしの方へ駆け寄って来て、

無表情のまま、

わたしの目の前のドアを開けてくれました。

 

言葉は何も発しませんでした。

 

わたしは、

そんな彼が、

怖くて仕方がありませんでした。

 

 

毎日毎日、

怖いほどまじまじと、

わたしを見つめ、

 

突然、

無言で走り寄って来て、

無表情のまま、

ドアを開けてくれたり。

 

そんなことが、3ヶ月も続きました。

 

どうしてあんなに、

わたしのことをじっと見るんだろう。

 

あの人、

またわたしを見てる…

 

不思議で仕方がありませんでした。

 

 

3ヶ月経ったある日、

 

彼の職場側の担当者の方から、

 

「突然ですが、

来月から担当が替わります。」

 

と言われました。

 

 

「突然のことで、わたしも今日上司から初めて聞いて、驚いているんですが…。」

 

と、おっしゃっていました。

 

 

後任の担当者が、

 

彼でした。

 

 

わたしは、

びっくりしました。

 

戸惑いました。

 

いつもわたしをじっと見ている人が、

仕事上、直接やりとりをする、担当者になるのですから。

 

担当替えの挨拶に来てくれた彼と、

わたしは挨拶をしました。

 

「はじめまして、よろしくお願いします。」

 

彼の声は、

とても穏やかな優しい声でした。

 

だから、わたしは、

2009年に会った彼と、

2014年に会った彼が、

すぐには、

同じ人物だと分かりませんでした。

 

 

彼がわたしの仕事の担当になり、

彼は毎日、

子どものように嬉しそうな満面の笑顔で、

わたしのもとへ来るようになりました。

 

「nicosaさん、教えてください。」

「nicosaさん、相談があります。」

「nicosaさん、ぼく、この手の内容なら得意ですから、何でも相談してくださいね。」

「nicosaさん、nicosaさん!」

 

あまりにも頻繁にわたしのところに行き、

長い時間わたしと打ち合わせをし、

自分の席に戻らないので、

 

彼は、

上司に、

注意を受けたそうです。

 

そんな彼を、

わたしは、

やっぱり、へんな人だなあと、

思っていました。

 

 

 

わたしは、

結婚しています。

子どももいます。

 

主人は、まじめで優しくて頼り甲斐のある人です。

主人に恋をしているか?と聞かれたら、YESではないかもしれません。

 

 

でも、

わたしにとって、

主人は大切な人です。

 

今までの人生の道のりの、

半分近くを、

一緒に歩いてきた人です。

 

そして、

わたしにとって、

子どもは、

 

何にもかえがたい、

 

かけがえのない存在です。

 

 

だから、もし主人以外の男の人に声をかけられても、その人と親しくすることはありませんでしたし、

 

職場の外で、個人的に主人以外の男の人と親しく喋ることのないように、いつも気を付けていました。

 

 

 

ある時、

 

仕事を終えて、

職場を出たわたしを、

彼が追いかけて来たことがありました。

 

見ると、

彼の靴は、

職場用のクロックスでした。

 

慌てて、わたしを追いかけて来たのでしょう。

 

「nicosaさん。」

 

彼はわたしを呼び止めました。

 

でも、わたしは、会釈だけして、

彼と話さず、前に向き直して駅に向かいました。

 

わたしは、いつも、

主人以外の男の人にはそうしているのです。

 

彼は、もう、

わたしを呼び止めませんでした。

 

 

またある日、

 

残業をしていたとき、

なんとなく、

彼が来るかもしれないと、

ふと思ったとたん、

彼がわたしの部屋に入って来ました。

 

わたしの他に、

部屋に人がいるのを横目で確認してから、

 

「nicosaさん、質問です。」

 

いつもより滑舌悪く。

 

たぶん、質問などなくて、

何か他のことを、

わたしに言いに来たんだと思います。

 

鈍感なわたしでも、

彼はわたしのことを好きなのかもしれないと、

思うようになりました。

 

でも、

わたしは、

彼よりずいぶん年上です。

 

彼がわたしを好きになるなんて、

あるはずもなく…

きっと何かの勘違い。 

 

そんなふうにも思っていました。

 

それに、

彼は、

わたしが今までに好きになった人とは、

違うタイプの人でした。

 

わたしはスポーツをしている人が好きで、

彼は見るからにそうではないので、

わたしのタイプの人ではありませんでした。

 

これが、

出会った頃の、

彼とわたし。

 

 

わたしは、

彼に何も感じていなくて。

 

でも、

彼のアプローチ?は、

それからますます積極的になりました。

 

 

nicosa