あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

アプローチ

f:id:nicosa:20190620003302j:image

こんばんは。nicosaです。

 

 

 

今日は、

 

わたしが、

彼から猛烈なアプローチ?を受けていた頃、

 

彼と一緒に、

仕事をしはじめた頃、

 

その頃のことを、

お話しします。

 

 

 

彼が、

わたしという奇妙な存在に気付き、

 

体が硬直してしまうほどの衝撃を受けた

(そんなふうに、わたしには見えた…)

 

出会いの日から数ヶ月後、

 

わたしの

 

新しい仕事が、

 

はじまりました。

 

 

 

 

2015年の春から、

わたしは、

彼の職場へ毎日出勤するようになりました。

 

 

業務委託の受託者として、

数人のチームで彼の職場に入り、

働くことになりました。

 

 

わたしの出勤時間は、

彼の職場朝礼の時間でした。

 

 

彼の朝礼中に、

彼の働いている部屋に行き、

 

 

そこで出勤の手続きをしてから、

自分の部屋へ行っていました。

 

 

わたしが出勤の手続きをしている数分間、

 

いつも、彼は、

 

わたしを見ていました。

 

少し離れたところから。

 

 

 

その顔も、

その目つきも、

怖いほど、

真剣でした。

 

 

 

 

目線は、

明らかに、他の人とは、

違う方向を向いていて、

 

 

彼だけが、わたしの方を向いていました。

 

 

 

 

ある日のこと、

 

 

わたしの出勤の手続きが終わると同時に、

彼の職場朝礼が終わったことがありました。

 

 

彼は、

とたんに、わたしの方へ駆け寄って来て、

無表情のまま、表情のないまま、

わたしの目の前のドアを開けてくれました。

 

 

無言で。

 

 

なにも言葉を発さない、

無表情の彼が、

 

 

わたしは、

 

 

そんな彼が、

怖くて仕方がありませんでした。

 

 

 

毎日毎日、

怖いほどじっと、

わたしを見つめて、

 

突然、

無言で走り寄って来て、

無表情のまま、

ドアを開けてくれたり。

 

 

 

そんなことが、3ヶ月も続きました。

 

 

どうしてあの人、あんなに、

わたしのことをじっと見るんだろう。

 

 

あの人、

またわたしを見てる…

 

怖くて、

不思議で、

 

仕方がありませんでした。

 

 

3ヶ月経ったある日、

 

 

彼の職場側の担当者の方から、

 

 

「突然ですが。」

 

「来月から担当者がかわります。」

 

 

と言われました。

 

 

 

 

「突然のことで…。」

 

「わたしも今日上司から初めて聞いて、驚いているんですが…。」

 

 

と、おっしゃっていました。

 

 

 

その方が連れてきた、

 

後任の担当者は、

 

彼でした。

 

 

 

 

 

わたしは、びっくりしました。

 

戸惑いました。

 

 

 

なぜって、

いつもわたしをじっと見ていた人が、

仕事上、これから毎日直接やりとりをする、

先方の担当者になるのですから。

 

 

 

 

担当替えの挨拶に来た彼と、

 

わたしは挨拶をしました。

 

 

 

「はじめまして、よろしくお願いします。」

 

 

 

彼の声は、

とても穏やかな優しい声でした。

彼は優しい顔で、笑っていました。

 

 

 

だから、わたしは、

 

2009年に会った彼と、

2014年に会った彼が、

 

すぐには、

同じ人だとは分かりませんでした。

 

 

 

2009年に会った彼は、

とても仕事ができそうな、

ちょっと怖いかんじの、

ちょっと近付きにくいかんじの

人でした。

 

 

 

2014年に会った彼は、

はじめは、ちょっとへんな人だと

思っていましたが、

 

 

担当者になって、

挨拶に来てくださった日からは、

日を追うごとに、

優しくて、頼もしい、

信頼できるお仕事のパートナーに

思えるようになりました。

 

 

 

彼がわたしの仕事の担当者になってから、

彼は毎日、

子どものように嬉しそうな満面の笑顔で、

わたしのもとへ来てくださるようになりました。

 

 

「nicosaさん、教えてください。」

「nicosaさん、相談があります。」

「nicosaさん、ぼく、この手の内容なら得意ですから、何でも相談してくださいね。」

「nicosaさん、nicosaさん!」

 

 

あまりにも頻繁にわたしのところに行き、

長い時間わたしと打ち合わせをして、

自分の席に戻らないので、

 

 

 

彼は、

上司に、

注意を受けたことがあるそうです。

 

 

 

そんな彼を、

わたしは、

やっぱり、へんな人だなあとも、

思っていました。

 

 

 

わたしは、

結婚をしています。

子どももいます。

 

 

主人は、まじめで優しくて頼り甲斐のある人です。

 

 

でも、主人に恋をしているか?と聞かれたら、YESではないかもしれません。

 

 

 

それでも、

主人は、

わたしにとって、

大切な人です。

 

 

これまでの人生の道のりの、

半分近くを、

一緒に歩いてきた人です。

 

 

 

そして、

わたしにとって、

子どもは、

 

 

何にもかえがたい、

 

かけがえのない存在です。

 

 

 

だから、

もし主人以外の男の人に声をかけられても、

その人と親しくすることは、

一度もありませんでしたし、

 

 

職場の外で、

個人的に主人以外の男の人と

親しく喋ることは

しませんでした。

 

 

 

 

 

ある日、

仕事を終えて、

職場を出たわたしを、

彼が、追いかけて来たことがありました。

 

 

 

見ると、

彼の靴は、

職場用のクロックスでした。

 

 

慌てて、わたしを追いかけて

来てくれたのでしょうか。

 

 

「nicosaさん。」

 

 

彼はわたしを呼び止めました。

 

 

 

でも、わたしは、会釈だけして、

彼と話さず、

前に向き直して駅に向かいました。

 

 

 

彼は、もう、

わたしを呼び止めませんでした。

 

 

 

わたしは、いつも、

主人以外の男の人にはそうしてきたのです。

 

 

わたしが仕事を離れて、

親しくお話しする男の人は、

長年一緒に仕事をした上司と、

一人か二人ぐらいでした。

 

 

 

 

 

 

 

またある日のこと、

 

 

残業をしていたとき、

なんとなく、

彼が来るかもしれないと、

ふと思ったとたん、

彼が、わたしの部屋に入って来ました。

 

 

わたしの他に、

部屋に人がいるのを横目で確認してから、

 

 

「nicosaさん、質問です。」

 

 

いつもより、なんとなく滑舌悪く。

 

 

たぶん、

何か他のことを、

わたしに言いに来たんじゃないかと

思いました。

 

 

 

その頃には、

鈍感なわたしでも、

彼はわたしのことを好きなのかもしれないと、

思うようになりました。

 

 

でも、

わたしは、

彼よりずいぶん年上です。

 

 

彼がわたしを好きになるなんて、

あるはずもなく…

きっと何かの勘違い。 

 

 

そんなふうにも思っていました。

 

 

それに、

彼は、

わたしが今までに好きになった人とは、

違うタイプの人でした。

 

 

 

わたしはスポーツをしている人が好きで、

彼は見るからにそうではないので、

わたしの今までのタイプの人とは

違ったのです。

 

 

 

これが、

出会った頃の、

彼とわたし。

 

 

 

わたしは、

彼に何も感じていなくて。

 

 

でも、

彼のアプローチ?は、

それからもますます積極的になりました。

 

 

 

 

nicosa