あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

コイワズライ


こんにちは。nicosaです。












この頃、この曲を車の中でよく聞いています。

コイワズライ

コイワズライ

  • Aimer
  • J-Pop
  • ¥255




わたしって、コイワズライをしたことあったかなあと思いながら。



よく、友だちに、
nicoは、いつも三角関係になる。」
nicoは、可哀想な人を好きになる。」
と言われました。


友だちが言うには、
好きと言われたら好きになる、それは、断ったら可哀想だから…
だから、可哀想な人を人助けのために好きになってる…
これは、友だちの分析結果。
合ってるような、合ってないような。


三角関係になるのは優柔不断だからだと、友だちは言っていました。
それはそうかも。


友だちの出した処方箋は、
「もっと、自分を大切にしなよ。nico。」
…でした。



大学3年生の時、同級生のFくんから、付き合って欲しいと言われて、1週間付き合いました。1年生の時からずっと仲良しで、Fくんの親友Gくんとも仲良しでした。

わたしは、大学2年生の時から、Gくんと、ほぼ毎晩のように電話で話していました。電話がかかってきて、だいたい毎日1時間ぐらいは話していました。正確に言うと、相手の話を、わたしは、1時間聞いていました。

付き合って1週間経ったある日、Fくんから電話がかかってきました。


電話が繋がるなり、

「今日、Gと、久しぶりに腹を割って話した。男同士の話。」

「オレは、オレの彼女と、オレの親友が、毎晩電話してるなんて許せない!」



「お前にとって、あいつは何?オレは何?」



「Fくんは彼氏で、Gくんは友だち。」
と、わたしが答えると、



「男と女の友情なんか許せない!」


「オレと付き合うなら、あいつとはもう電話するな。」


「二人で会うな!電話するな!出来ないなら別れる!」





「喧嘩しちゃったの?」





「…。」
Fくんは黙り込んでしまいました。




「…あいつと付き合え。あいつはお前のことずっと前から好きだから。あいつならお前のこと大切にしてくれる。オレが保証する。あいつのことを一番よく分かってるオレが言うんだから、間違いない。他のやつとは許せない。だけど、あいつとなら、許せる。」

「そうしてくれ。」


Fくんは、泣いていました。

泣きながら、わたしにこう聞きました。


「あのさ。」

「別れた男と、別れた後も平気で会えるタイプ?」



「この世の中にはたくさん人がいるけど、この人好きだなあと思える人に、そんなにたくさん会えるわけじゃないよね。せっかく会えたのに、その人が男で、付き合って別れたからって、二度と会えなくなるなんて、わたしは嫌。もし許されるなら、好きな人には側にいてほしい。男も女も関係なく。」


「そっか。」

「オレは、別れた女とは二度と会わないタイプ。」

「会えないよ、オレは。」

「すごく好きなんだから。」



「ごめん、一回切る。」

そう言って、
電話が切れました。


わたしは、
その数日後に、Gくんから、Fくんがわたしと別れると言ってるみたいだと聞きました。


「仲直りして。わたし、Gくんとは付き合わない。」


「分かってる。まだ今なら間に合う。Fに謝って。僕も謝るから。…nicoちゃんに電話は…、時々しちゃうかもしれないけど…」


一カ月くらい考えていました。
どうしたらいいか。


またGくんから、
「別の子と付き合いはじめたみたい。F。」
「でも、nicoちゃんが付き合いたいなら、まだ間に合うと思う。」
「僕がFに話してあげるよ。Fのこと好きなんだろ?セーター編んでたじゃん。」
と、言われました。


「もういいよ。ごめんね。」


「僕は親友がいなくなったから、nicoちゃんと僕が親友になればいい。セーターは、僕が着てあげる。」






その時から、
Gくんは、
わたしの「親友」になりました。


お互いに結婚しても、
お互いの家族公認で、
たまーに、ご飯を一緒に食べたり。


Gくんが、
単身赴任で、
海外勤務になった時は、
奥さん公認で、
毎日メールが来ました。


わたしは、
Gくんにとって、
奥さんや子どもには見せられない、
情けない自分を受け止めてくれる人、
そんな人になっていたように思います。



それって、
友だち?


わたしが男なら、
この関係は友だちなのかも。


友だちって、
なんだろう?


わたしは女だから、
この関係は、
友だちなんかじゃない。




やっぱり、
Fくんの言うように、
男と女の友情なんか、
成り立たないのかもしれない。



わたしは、
Gくんからのメールに、
返信するのをやめました。


2017年の春。


Gくんが、
赴任先のインドから帰国して、
奥さんと子どもの側に戻って。
もう、大丈夫だと思って。


GくんとFくんが仲直りをして、
男の友情は固かった!って、
二人とも喜んでたって、
聞いたから。


だから、
もう。





何回か、Gくんから、
怒ってるメールが来ました。
電話番号を教えてほしいとか、
心配するから返信してほしいとか。


Gくんには、
主人が、お酒飲むと、わたしに怒鳴ったり、物を投げてきたりすること、話してたから。


だけど、
スルーしてると、
メールは来なくなりました。



…わたし、
何してるんだろう…
ほんとに、何してるんだろう…
ごめんね、Gくん…



わたしが優柔不断だから、
いつもいつも三角関係になって、
それを繰り返す内に、
わたしは、男の人を好きになるのが怖くなっていました。



好きになったら、わたしの前から、好きな人が消えてしまうから。



やっと付き合った人も、
主人も、
好きではないけど、
わたしを好きになってくれた人。



相手が好きな人でなければ、
三角関係は起こりませんでした。


だから、
楽だったのかもしれません。


わたしは、
そもそも、
恋愛から逃げていたのかも。
ずっと。






昨日、
病院に行って来ました。
ストレスからくる腸炎と言われました。
薬で様子をみることに。



その前の日、

痛くて、
不安で、
もしかしたら、
死ぬのかもしれないと思って、
もう会えないかもしれないと思って。



会えなくても話せなくても繋がっているだけでいいと、
表向きには言っていても、
心の奥底では、
ほんとうは、
会いたくて、
そばにいたかった。



でも、
死ぬかもしれないと思ったら、



もう、

そんなこと、
どうでも良くて、


ただ、
あの人が、
健康で、
しあわせに暮らしていてくれたら、
それでいい。


それだけで、
わたしはしあわせ。




心の底から、
そう、思いました。





コイワズライ。


わたしは、
はじめて、
ほんとうのコイワズライを、
したのかも。




逃げずに、

自分の気持ちと向き合いました。

自分を大切にできました。

自分の気持ちを、あの人に伝えました。

あの人のことも精一杯大切に思いました。




だから、
もう少し、
コイワズライを楽しもう。



きっと、それでいいんだと思う。





「コイワズライ」を聞きながら、

ふと、
そう、
思いました。









nicosa