あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

ヒント


こんばんは。nicosaです。



昼休みに会社の外に出ました。


こんなにゆっくりした昼休みは、
久しぶり。



そういえば、


この辺りに、



高校の卒業式を終えた、
春休み、

友だちと、
昼ごはんを食べたお店があったはず。


店の名前は忘れたけど、
揚げ出し豆腐がおいしかった。


夜は居酒屋だけど、
お昼は、
お店のお母さんが作る、
お惣菜の大皿が並ぶ、

確か、そんなお店でした。



友だちが、
地方の大学に通うので、
当分会えなくなるからと誘ってくれて。



「ここのお母さんの料理、美味しいよ。」


「二次会用に、覚えておいたらいいよ。」


nicoって、いつも打ち上げとかの幹事してそうだから。」


友だちは、
そう言って、
笑っていました。




nico。大学、行きたくないって思ってるでしょ。知ってる人がいなくても、やりたいことが見つかりそうになくても、行ってみて、それからゆっくり考えたらいいんだよ。」



「結婚するときは、市役所で婚姻届と離婚届の用紙を一緒にもらっておくんだよ。」



「間違えてもいいんだから。やり直せばいいんだから。」



「わたしはそう思ってる。いつもそう思ってる。そう思えば、きっと少し楽になるよ。」







「はい、これ、nicoにプレゼント。」




その子はそう言って、
電車の回数券を、
わたしにくれました。


高校の最寄り駅から、
わたしがこれから通うことになる、
大学の最寄り駅までの、
回数券でした。




「えっ、いいの?」

「へんなプレゼント。」

わたしは、
笑いながら、
ありがとうって、

その切符を、
受け取りました。




どうしてここにしか合格しなかったんだろう。

そこには、わたしのやりたいことはない気がするのに。

よりによって。



でも、まあ、
行ってみよっか…


そう思いました。







あの子、
どうしてあんなこと、
わたしに言ったんだろう。





そう。


きっと、
あの子と行ったお店、
この辺りだったと思って。




あった!

この階段を降りたの覚えてる。




店の看板を見上げたら、





「再会」。


その店の名前は、
「再会」でした。




調べたら、
ずっと前から、
その店のまま。


同じ店のままでした。





そんな名前だったんだ。



ふと見たら、
足元にもう一つ看板がありました。



「再会」。






再会?








仕事が休みの日に通っている、
絵本の講座。



その日の講師の先生は、
もと保育士で、
今は児童室を運営されている方でした。





子どもの成長を、「待つ」。

手を差し伸べて、
教えるのではなく、
その子が自分で気付くのを、
「待つ」。



自分の心で、
気付いたことは、
しっかりとその子の中に根付き、
きっと、その子を助けてくれる。



わたしたちは、

ただ、


子どもたちの、
心に種を蒔くだけ。




先生は、
何度も、何度も、



「待つ。」


「待つことが大切。」


「大切なのは、待つことです。」




そう繰り返しました。






待つ?

待つ?







そして、
テレビを観ていたら、
ものまねタレントさんが、
こう言っていました。



「すべてを受け止めることにしたら、すべてがうまくいくようになりました。」



18歳で上京した頃は、
まったく仕事がなくて、
すべてがうまくいかなかったけど、

あれは嫌、こんなのは嫌と、
思うのをやめて、

すべてを受け止めることにしたら、
お仕事が入るようになり、
すべてがうまくいくようになりました、

そう言っていました。





すべてを受け止めたら、すべてがうまくいく?









そして、
それから、

祖母が、晩年、
同じことばかり言っていたのを、
ふと、思い出しました。



nicoちゃん。」

「ばあちゃんは、もう先は長くありません。」


「ばあちゃんは、じいちゃんが迎えに来てくれたらお空へ帰ります。」



「じいちゃんは、お空で、ばあちゃんをちゃーんと見ていて、ちょうどいい時が来たら、ばあちゃんを迎えに来てくれるんですよ。」




祖母が空へ帰った日、
祖母の楽しそうな笑い声が、
聞こえた気がしたことを、思い出しました。







「じいちゃんが迎えに来てくれたんだね。」

「よかったね、ばあちゃん。」



祖母は祖父と手を繋いで、
楽しそうに、
笑いながら、
空へ帰って行ったのだと、

そう、
思いました。




祖父が、祖母を、
ちょうどいい時に迎えに来て…。





ちょうどいい時に?
迎えに来る?








それから、
それから、
もうひとつ。

こんなことも思い出しました。




わたしが昔、

あの人と出会うあの場所で、
アルバイトをしていたとき。




そこを辞める日、
一緒にお仕事をしていた人が、
わたしに言いました。



「あなたは、ここに帰って来る人ですよ。」

「必ず帰って来るんですよ。」


そう言ったのを、思い出しました。





必ず帰って来る?
わたしが?
あそこに?









これ何?







すべてを受け止めれば、すべてうまくいく?


待つ?

再会?

ちょうどいい時に迎えに来る?


わたしはあの場所に必ず帰る?









2018年の春。





テレビを観ていたら、

バラエティ番組で、

ある女優さんが、

突然、


「ツインソウルなんですよ。」


と、
言いました。




そして、
テレビの画面の下の方に、
「ツインソウル」と、
大きなテロップが出ました。



とてもびっくりしたので、
その時のこと、
よく覚えています。



テレビでツインソウルという言葉を、
聞いたのは、初めてだったし、



あの人が誰なのか、
とても悩んでいた時期だったので。









何か、メッセージを感じてしまう。


きっと、何かをわたしに知らせてる、

そう思ってしまう。

閃いてしまう。



子どもの頃は、
そういうことが、
よくありました。


ここ数年も、
よくあります。




人は、
無意識に、
信じたいものを、
信じる生き物だと、
聞いたことがあります。



他の人は、
それを聞いたり見たりしても、
何も思わないし、
何も感じないのに、


わたしは、
それを聞くと、
それを見ると、


気になって、
仕方がない。


それが、
何かを知らせている気がする。



心の奥底で、
「信じたい」
「気付きたい」
と思っていることがあって、
それへと導く、
ヒントを見つけた時には、


無意識に、
それを、
心に焼き付けてしまう。




いつか、
それを思い出して、
自分で、
たいせつなことに気付くために。


自分で、
自分の心に種を蒔く。










きっと、
これも、
わたしへのメッセージ。


言われなくても、
なんとなく分かってる。





わたしは、
たぶん、
あの場所の、
その近くで、
待っています。


だからもう、探さなくても大丈夫。










nicosa