あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

祖父と祖母

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こんばんは。nicosaです。

 

 

 

 

今日は、

わたしの大好きな、祖父と祖母のお話をします。

 

 

 

空が青く澄んだ、雲ひとつない、冬の朝でした。

 


通勤の電車に乗っていた時、なぜか、まわりの音が聞こえなくなりました。

そして、祖母の、楽しそうな笑い声が聞こえてきました。

 


ああ、楽しかった。

楽しかったよ。

 


そう言っているようでした。

 

 

 

2013年の2月。

祖母は、

空の向こうへ旅立ちました。

 

 

 

祖母が居なくなってから、

ほんとうにいろいろなことが、

ありました。

 

 

 

祖母は、

知っていたのかもしれません。

わたしが彼と出会うこと。

 

 

きっと知っていたんだと思います。

 

 

 

 

 

祖母と入れ替わるように、

わたしの目の前に、

彼が現れました。

 

 

 

 

 

 

nicoちゃんのことは、何も心配していないよ。」

 

 そう言っていた祖母。

 

 

 

でも、

まだ、

わたしには、

 

祖母に聞きたいことが、

たくさんあります。

 

教えてもらいたいことが、 

たくさん、

あります。

 

 

 

 

子どもの頃、

よく祖母の家に預けられました。

 

 

 

わたしは、

祖母から、

たくさんのことを、

学びました。

 

 

 

わたしの半分は、

祖母のことばで出来ている…

そう言っても言い過ぎではないと思います。

 

 

祖母は、

穏やかな人で、

とても優しい人で、

 

 

そこに居る、

それだけで、

周りの人は癒される、

そんな人でした。

 

 

 

 

祖母は、

よく、

こう言っていました。

 

 

「じいちゃんは、ばあちゃんの初恋の人。」

 

 

「頭が良くて、男前で、優しい。じいちゃんは、ばあちゃんの旦那さん。ばあちゃんはしあわせもの。」

 


18歳で親の決めた人と結婚し、結婚してすぐに夫は戦地へ行く。夫は戦地で人を傷つけ、心に深い傷を負う。祖母のもとへと帰国する。大きなお腹を抱えて空襲の中を逃げ惑い、夫と、焼け野原の上に家を建てた。3人の子どもを育てあげた。

 

 

深く傷ついた心は、

癒えることはなく、

夫は家族に打ち明けることなく洗礼を受ける。

道を求め、教会に通い始める。

 

明治の生まれで、

 

家庭の中では、

家長として、

厳格でなければならず、

 

心の傷を癒すため、

 

 

 

夫は、

家庭以外の場所に、

愛を求めるようになる。

 

 

 

それを、

 

その現実を、

 

 

祖母は、

すべて受け止めました。

 

 

 

戦争と、

戦争のあと。

 

 

 

 

祖母が空の向こうへ旅立つ日に、

電車の中で聞いた、
祖母の声。

 

 

目を閉じれば、

聞こえてきます。

 

 

 

 

 

祖母との思い出は、過去の記事にも書いています。↓

nicosa.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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