あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

cicoの夢

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こんにちは。nicosaです。

 

 

2020年の夏。

 

 

大会も、合宿や遠征も

なくなってしまったcicoでしたが、

 

 

その頃、

活動を中止をしていた

所属する女子サッカーチームの

練習が再開し、

 

チームのみんなと練習ができるようになり、

cicoは、とても

うれしそうにしていました。

 

 

今日は、いつもとは違う日々が流れていく中で、cicoがわたしに打ち明けてくれたcicoの将来の夢のお話しです。

 

 

 

サッカーの練習場への行き帰りには、

いつも長いトンネルの中を走ります。

 

トンネルに車が入ると、

外の景色から遮断されて、

車の中を流れる音楽は聞こえなくなって、

 

ちょっと、いつもとは

違う世界に来たような

不思議な感覚になります。

 

 

そのトンネルの中に入ると、

cicoはいつも、

普段はしないような

少し大人っぽい話や、

少し真面目な話を、

わたしにしてくれます。

 

 

そのとき、わたしは、

少しだけドキドキしながら、

cicoもお姉さんになったんだなと

大人になっていくんだなあと

思いながら、それを聞いています。

 

 

去年の、夏休みが終わる頃だったと思います。

cicoは、トンネルに入ると

こんな話をし始めました。

 

 

「今年は職場体験がなくなったから」

「教室で、将来の仕事のことを」

「みんなで話すんだって」

 

 

いつもの年は、中学二年生は、

 

 

学校から、

企業や団体、個人商店などの事業所へ

「職場体験」というのに行きます。

 

将来やってみたい仕事の現場を

実際に体験させてもらえるのです。

 

 

でも、去年は、

その体験は中止されることが

既に決まっていました。

流行中の感染症の影響です。

 

 

「行きたかったとこ、あったのに」

「でも、しょうがない」

 

 

スポーツ用品のお店へ、体験に

行ってみたかった

みたいです。

 

 

「でも、チーちゃん」

「ほんとは、スポーツトレーナーに」

「なりたいと思ってて」

 

 

 ...わたしは、それを、

cicoの夢を、そのとき

cicoからはじめて

聞きました。

 

 

5歳のときに

FIFAワールドカップ女子大会を観て

サッカーボールと

遊ぶようになったcicoですが、

 

それからずっと、

 

どんなことがあっても

 

「チーちゃんは、サッカーは辞めない」

と言って、

 

サッカーだけは、

なんとか

辞めずに続けてきました。

 

 

でも、

「サッカー選手になりたい」 と、

cicoがわたしに言ったことは

一度もありませんでした。

 

 

小学校の4年生、

10歳のときに

学校で、

二分の一成人式」という行事があって、

 

そのとき、子どもたちは、

保護者や先生、下の学年の子どもたちの前で

「将来の夢」を

一人ずつ発表しました。

 

そのとき、cicoは、

 

「わたしは、オリンピックで」

「サッカーで」

「金メダルをとりたい」

 

と、発表しました。

 

日本女子サッカー

悲願の

オリンピック金メダル…ですから。

 

 

わたしは、そのとき、てっきり、

サッカー選手として

金メダルをとりたいんだと、

そう思っていました。

 

 

 

本当は、サッカー選手として

金メダルをとりたいけど、

 

それほどの実力は

自分にはないと思ったから

トレーナーを目指すことにしたのか、

 

最初から、選手じゃなくて...

と思っていたのか、

 

それは、わかりません。

 

 

ただ、

 

 

スポーツトレーナーになりたいと

話すcicoの顔を、そっと

横から覗くと、

 

cicoが、

とても嬉しそうに、

顔をくしゃくしゃにして

笑っているのが、分かりました。

 

 

「チーちゃん、見つけたんだよ!!」

「やりたいこと!見つけたんだよ!」

 

 

そう言っているように

わたしには、見えました。

 

 

中学生になってから、

 

審判の資格をとり、

女子小学生の試合の

審判をさせてもらったり、

 

小さな小学生のお世話をする

手伝いをさせてもらったり

 

試合運営の仕事の手伝いを、

させていただいたり。

 

オン・ザ・ピッチ以外の

いろんな仕事を、

cicoたちは

体験させていただきました。

 

その中で、

cicoが、スポットライトの

当たらない場所で、

たくさんの人が

スポーツを支える仕事を

していることに気付いて、

 

スポーツトレーナーになりたいと

言ってくれたのなら、

 

それは、とても

うれしいことだなあと、

そう、思いました。

 

 

cicoは去年一年で、

身長がずいぶん伸びました。

 

わたしの身長を抜かして、

まだ、どんどん

成長しています。

 

 

この前、

ベッドで寝ているcicoの

その横に、

 

cicoが小さかった頃みたいに

添い寝してみました。

 

そおーっと、

布団に潜り込んでみました。

 

cicoの心音が

トクトク。

 

 

…でも、

すぐにわたしに気づいて、

 

「うわっ!」

「ウザっ!!」

 

っと、

蹴り出されてしまいました…

 

 

「cicoの足は、凶器にもなるんだから」

「ボール以外のものは蹴らないで‼︎」

 

 

そう怒ったら、

 

 

「分かってるから」

「あっち行って」と、

 

 

言われてしまいました…

 

 

 

中2なんです。

 

もうすぐ、受験生。

 

ほんとうに、大きくなりました。

 

あんなに、小さかった

赤ちゃんが。

 

 

cicoと過ごした、この一年。

cicoといろんな話をして、

泣いたり、笑ったり。

 

 

わたしにとっても、

たぶん、cicoにとっても、

この一年は、

きっと忘れられない

一年に

なることでしょう。

 

 

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「僕らはただ こうして歩こう」

「満たされるまで」

 

 

それで、きっと、大丈夫。

 

 

 

 

nicosa