あなたに会えたあの日から

生まれる前のやくそくが、今、現実になる

yura


こんばんは。nicosaです。



10年ほど前。
お腹の子どもにyuraという名前を付けました。でも、その子は、たった3週間だけわたしのお腹の中に居て死んでしまいました。流産でした。


今日は、yuraのことをお話しします。





yuraという言葉は、
万葉集にも出てくる言葉で、


物が触れ合って鳴る音を、
表現するときに使う言葉です。





この子が生まれたら、
きっと、
たくさんの人と、
心を触れ合わせて、

この子は、
美しい音を、
あちこちで鳴らすんだろうなあと、

そんなふうに思って、
yuraという名前を付けました。



yuraは、
この世界に、
生まれてくることはなかったけれど、




わたしは、
わたしがこれから創る、
その場所の名前を、
yuraにしようと、
決めました。





この場所で、
たくさんの人が、
心を触れ合わせて、

心が触れ合う、
その度に、

その場所には、
美しい音が鳴り響くでしょう。



yuraという名前の、
そんな場所を、
創ることにしました。








無言のコミュニケーションの場所、

一人だけど、一人じゃない場所、

安心する場所、

いつもわたしを受け止めてくれる場所、

癒される場所、

わたしの居場所、


迷っているとき、
そっと背中を押してくれる場所、

黙って、そっと、励ましてくれる場所。


そして、
たくさんの先人に見守られて、
そこに、何かが生まれる、
そんな場所。




わたしの大好きだった、
あの図書館のような場所。








人が集い、
心が触れ合う場所でしか、
人を笑顔にする何かは生まれない。






わたしの創る小さなyuraという場所が、
少しでも多くの人たちの、
大切な場所になりますように。




(ほら、また…。わたしの過去が変わっていく。)




この世界に生まれることのなかったyuraが、
わたしの創るその場所となり、
訪れる人の心と、心を触れ合わせ、
美しい音を鳴らす様子が、
わたしには、
想像できるから。



辛い思い出は、
少しずつ、優しい思い出に変わっていく。
だから、やっぱり、過去は変えられる。
未来が過去を変えていくってこういうこと、
そんなふうに思いました。






nicosa